生まれも育ちも東京の下町なので、小さい頃から慣れ親しんだ食べ物のひとつに「もんじゃ焼き」があります。
みんなでテッパンを囲んで突き合うの楽しくて、よく月島には行ったものです。
しかしこの外出自粛が続いている状況だと、さすがに何人もで外出はできませんし、そもそもお店も自粛しているのでもんじゃ焼きが恋しくなります。
実はそんなもんじゃ焼きですが、おひとり様でもフライパンがあれば十分に楽しめる方法があるんです。
ということでこの記事では
・ひとりでもんじゃ焼きを楽しむために必要な具材
・どんな順番で焼くのがおすすめなのか
・より美味しく食べるためのコツ
・失敗談から学ぶやってはいけないこと
なんかを紹介したいと思います。
私と同じく、もんじゃ焼きが恋しくなってしまったそこのアナタ。ぜひこの記事を参考にして、おひとりもんじゃを楽しんでみてください。
目次
準備する具材
今回、もんじゃ焼きは2パターン作ります。メインの具材は
・明太子×もち
・カレー×豚肉
になります。お好みでチーズを入れても間違いありません。
明太子×もち(1回分)
おひとりもんじゃということで、具材はできるだけシンプルにしてみました。
・もんじゃ焼きの素
・キャベツ:1/4個
・明太子:1/2腹
・もち:1個
・ベビースターラーメン:小分け1袋
※とろけるチーズ
もんじゃ焼きの素は市販のものでも良いですし、なければ下記で代用できます。
・小麦粉:大さじ3
・水:200cc
・ほんだし:小さじ1
※ウスターソース:適量
今回は明太子の味を際立たせるため薄味で配合しています。濃い味がお好きな方は、ほんだしやウスターソースの量でご調整ください。
カレー×豚肉(1回分)
こちらも準備する具材はシンプル。
・もんじゃ焼きの素
・キャベツ:1/4個
・豚バラ:50g
・カレー粉:大さじ2
・もち:1個
※とろけるチーズ
こちらも、もんじゃ焼きの素は下記で代用できます。
・小麦粉:大さじ3
・水:200cc
・ほんだし:小さじ1
※ウスターソース:適量
カレー粉の味が際立つため、ほんだしは少なめかなくても問題ありません。
また味がついたカレーパウダーが市販されており、それを使う場合はウスターソースはもんじゃの素に入れないで、食べる時に調整するのがおすすめです。
ちなみにカレーパウダーはこちらを使っています。
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ちょうどイイ感じに味がついていて、もんじゃだけでなく野菜炒めやチャーハン、それ以外にも使えて重宝しています。
甘口なので、辛いのが苦手なお子さんにも心配いりません。
もんじゃの焼く順番とコツ
もんじゃ焼きを食べる時、両手にヘラを持って「もんじゃ奉行」をするのも醍醐味のひとつですが、今回はおひとりなのでおとなしく食べることにしましょう・・・
さて準備できた具材を入れる順番ですが、最終的には混ぜてしまうので火が通っていれば問題ないと言う方もいるかもしれません。
ということで今回は私が「もんじゃ奉行」をしたと想定して、私オリジナルな順番を紹介したいと思います。
明太子×もち
フライパンが温まり、油を敷いたところからスタートします。
①粗みじんにしたキャベツを炒める
②ある程度火が通ったらドーナツ型に土手をつくる
③明太子をミックスした生地を投入
④グツグツなったら一口大に切ったもちを入れる
⑤生地に粘りが出てきたらベビースターも入れる
※チーズを入れるならこのタイミングで。
あとはコゲ目が出てきたら食べ頃です。
明太子を先に炒めるパターンもあるのですが、塊になりやすく満べんなくツブツブ感が楽しめないので、私は明太子を生地に溶かしてしまうやり方にしています。
カレー×豚肉
こちらもフライパンの準備ができたところからスタートします。
①豚バラを炒める
②粗みじんにしたキャベツを炒める
②ある程度火が通ったらドーナツ型に土手をつくる
③生地を投入しグツグツなったらカレー粉を入れる
⑤生地に粘りが出てきたらもちを入れる
※チーズを入れるならこのタイミングで。
同じくコゲ目が出てきたら食べ頃です。
カレー粉を生地とミックスするやり方もありますが、生地がある程度できあがったタイミングで入れる方が、経験上味に偏りがなくなるのでこちらのやり方を採用しています。
おひとりもんじゃの注意点
いままで何度もひとりもんじゃのしたことのある私ですが、実はいろんな失敗談があるんです。
みなさまには同じような失敗をして欲しくありませんので、ここではその失敗談を活かした注意すべき点をピックアップしていきます。
洋服はできる限り片付ける
だいたい予想はつくと思うのですが、その予想以上にもんじゃの匂いが部屋中にただよいます。消臭剤なんかでは太刀打ちできませんので、あきらめて洋服は避難させましょう。
せっかくフライパンを使って手軽に料理と片付けをこなしたのに、洗濯物で手間を増やしてしまっては本末転倒です。
ヘラを使わずスプーンで代用
雰囲気を出そうと、もんじゃ焼きには欠かせない「ヘラ」をわざわざ揃えたことがあるのですが、実はこれがいけませんでした。
フライパンについたおコゲを取ろうとヘラでガシガシいくと、フライパンのテフロンなどコーティングしているものが削れてしまうんです。
すると他のことでフライパンを使う時、汚れがつきやすくなってしまいます。
ここは雰囲気より、フライパンを長持ちさせることを優先して、スプーンを使うことをおすすめします。
まとめ
今回は、私なりの「おひとりもんじゃの作り方」を紹介させていただきました。
このフライパンを使うことで、ひとりでももんじゃ焼きが楽しめますし、何よりキャベツの土手の決壊が防げます。
とは言ってもやはり、もんじゃ焼きは大人数でアレコレ言いながら食べる方が断然楽しいですよね。
そんな日が早く来ることを願って、しばらくはおひとりもんじゃで外出自粛をしましょう。
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