SNSやYouTubeなどで、ご自身でつくったゴハンをUPしている方を、最近よく見かけるようになりました。
一眼レフカメラが手頃な価格になったり、スマホのカメラ機能が劇的によくなったのも影響しているのではないでしょうか。
本当にどの写真も美味しそうに撮影されていますよね。
一方、アニメの世界ではむかしから「アニメ飯」といって、とても印象的な食べ物が出てくることがあります。
みなさまも一度は惹かれたことがあるのではないでしょうか。
そんな「アニメ飯」の代表格であるのが、スタジオジブリ映画「天空の城ラピュタ」に出てくる「ラピュタパン」ですよね。
一度は憧れたり、実際に作ったかたもいるのではないでしょうか。私もそのひとりです。
今回は、実際私が「ラピュタパン」を作ってみた感想や注意点、オリジナルでつくってみたレシピを紹介したいと思います。
目次
「ラピュタパン」の準備する具材
映画で登場する「ラピュタパン」の特徴は
・トーストしていない食パン
・半熟気味の目玉焼きを半分のせている
といたってシンプルなもの。
でもこのシーンに出てくる「ラピュタパン」が本当に美味しそうで、トリコになった方も多いのではないでしょうか。
今回は、その「ラピュタパン」を忠実にではなく、シンプルなアレンジをくわえて、2種類作ることにしてみました。
そこで準備するものが以下になります。
・食パン(4枚切り):2枚
・たまご:2個
・マヨネーズ:適量
・ケチャップ:適量
・とろけるチーズ:2つかみ
※お好みでブラックペッパー:適量
次は2パターンに分けて、実際に作ってみることにします。
「ラピュタパン」の作り方
実際にアニメ通りに作ってみたこともあるのですが、パンをトーストした方が美味しかったのと、味が物足りなかったため、今回はややアレンジしたもので挑戦します。
まずはじめは、マヨネーズを使ったバージョンから。
マヨネーズver.
料理する手順は以下の通りです。
①スプーンを使って、パンの表面を凹ませます。
②パンの耳にそって、マヨネーズで四角く土手を作る。
③作った土手の中に、たまごを割り入れる。
④トースター(できれば弱火)で5分ほどトーストする。
トーストする際に、バター(マーガリン)を塗る方が多いと思いますが、今回はマヨネーズがその代わりを果たしてくれますので、バター(マーガリン)はいりません。
ダブルで塗ると、脂っこくなってしまったり、カロリー的にも重くなるのであまりオススメしません。
また、たまごはできれば小さめのものがオススメです。Lサイズのたまごで作った時に、パンお焼け具合とたまごの火の通りのバランスが悪く、たまごは半熟すぎた経験があります。
ちょうどイイ具合にたまごを半熟にさせたいので、サイズは小さめのものを推奨します。
できあがりましたら、お好みでブラックパッパーを振ると味がしまりますし、見た目もおしゃれなカフェメニューのように大変身します。
ケチャップver
今度はケチャップバージョンの手順です。
①スプーンを使って、パンの表面を凹ませます。
②パンの耳にそって、ケチャップで四角く土手を作る。
③作った土手の中に、たまごを割り入れる。
④とろけるチーズをたまごの上にのせる。
⑤トースター(できれば弱火)で5分ほどトーストする。
基本的には、マヨネーズバージョンと同じですが、チーズをのせる工程が増えただけです。
パンの厚さはアニメと同じくらいを意識して、4枚切りをチョイスしました。パンを凹ませやすくたまごをのせてもあふれないのでオススメ。
こちらもバター(マーガリン)は塗らず、たまごのサイズも同じく小さなものが良いでしょう。
チーズをのせた分だけ、たまごの火の通りが弱くなってしまうので、私は焼き加減をみながら適宜、レンジでチンしています。
「パンが焦げてしまう・・・」というネットの情報を見かけますが、ポイントとしては
・たまごは小さいサイズ
・トーストは可能ならば弱火で5〜7分
・パンが焦げそうならレンチンでたまごに火を通す
・できあがったら半分に切らないで、そのままカブリつく
SNSにアップしようと、半分に切って断面を撮影しようとしたのですが、半熟の黄身があふれ出てまな板の上が大惨事になりました・・・
ですので、インスタ映えを目指すならしっかりをたまごに火を通しましょう。
ほかのアレンジパターン
実際の「ラピュタパン」からは少し離れてしまうのですが、美味しく食べられるならそれに越したことはないですよね。
ということでここからはオリジナルな「ラピュタパン」を3つ紹介したいと思います。
ツナマヨver.
最初に作った「マヨネーズver.」の進化系ですが、作り方は簡単。マヨネーズとツナ缶を和えたものを土手にするだけ。
オリジナルってほどのものではないですが、子供ウケは間違いないでしょう。
・お好みやき風
実はここだけ包丁を使ってしまうのですが、切るのはキャベツだけ。もし面倒臭いという方は、カットキャベツでも代用できます。
①カットしたキャベツを塩コショウで炒める
②それを土手にしてたまごを割り入れる
③トースター(できれば弱火)で5分ほどトーストする。
④ソースをかけてできあがり
どうせ包丁とまな板を使うなら、豚肉を少し入れるとよりお好み焼きっぽくなります。紅ショウガとかつお節をいれたら「ラピュタパン」ではなく「お好みパン」ですね・・・
乃がみのパンver.
こちらは高級食パンの代名詞的な存在である「乃がみの食パン」を使った贅沢なラピュタパンです。
そのまま食べるのがオススメの食べ方のようなのですが、もちろんそのまま食べた後に、ラピュタパンにして食べても罰はあたらないと思います。
作り方は、初めのマヨネーズver/ケチャップverと一緒。
ただ「乃がみの食パン」はたまごを使っていないのが特徴なので、公式には薦めることはないでしょうね。
あとは人気すぎてなかなか手に入らないこと。最近はスーパーやコンビニのパンも美味しくなっているので問題ありませんが、もし手に入った時には、このレシピで作ってみることを強くオススメします。
まとめ
今回はアニメ飯の代表格である「ラピュタパン」にチャレンジしてみました。
他にも惹かれるアニメ飯がたくさんあるので、またトライしてみようかと思いますし、みなさまもぜひオススメのアニメ飯がありましたら、教えていただけるとありがたいです。
コロナショックで外出自粛が続く大変な時期ですが、せめて食事だけでも美味しく楽しく食べたいものですね。
コメントを残す