2020年7月2日、関東の広範囲で目撃された「火球」のカケラが隕石であることが判明しました。
その隕石は、習志野市のマンションで発見されたことから「習志野隕石」と命名されたとのニュース。
石子
「習志野隕石」ってどこのマンションに落ちてたのかしら?
そんな疑問のお持ちの方のために、「習志野隕石」が落ちていたマンションを調査してみました。
目次
「習志野隕石」が落ちたマンションを調査してみた
今回「習志野隕石」と命名された火球のカケラが、千葉県習志野市のマンションの共有部の廊下と中庭に落ちているのが発見されました。
関東上空の火球の正体、千葉県で発見 「習志野隕石」と命名 https://t.co/WkRX3yHZPb
落下したのは習志野市のマンション。夜中に大きな音がし、朝になって共用廊下で破片が見つかった。さらに調べると中庭で2個目が見つかった。
隕石の落下は平成30年、愛知県小牧市の民家に落ちた「小牧隕石」以来。
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 13, 2020
このマンションの住人が、「習志野隕石」が目撃された時間帯に、「ガーーン!」という音を聞いてカケラを見つけたのだとか。
とても神秘的なニュースですが、少し位置がずれていたり、もしも人に当たったりしていたらと思うとチョット怖いニュースでもありますよね。
習志野隕石が落ちたマンションはどこ?
そこで気になるのが、「習志野隕石」が落ちたマンションがどこなのかということ。
ニュースを調べてわかった条件がコチラ!
- 習志野市にあるマンション
- 中庭がある
条件少なすぎ……
これからニュースなどで判明するかもしれませんが、今のところ報道されていたヒントはこれだけ。
さすがにこの条件だけだと特定するのは難しい……
ただ諦められず探していたところ、この「習志野隕石」を執念で探している人を発見しました。
まだ習志野隕石(仮称)の御本尊(数100g〜数kg級)が眠っていますので、情報をお待ちしています。掘り起こす前に写真等を撮影し、GPS情報と共に状況を記録してください。#火球 #隕石落下 #習志野隕石 pic.twitter.com/DwENjfgWoh
— Abe S. 阿部新助 (@AvellSky) July 13, 2020
天文学者の阿部新助さんという方。
この「習志野隕石」が目撃された翌日の7月3日から、ツイッターで隕石を探す執念のツイートを始めていました。
大火球に伴う隕石落下の暫定予想地点(最終質量を1kgと仮定した場合); 北緯35度41分11秒 東経140度7分28秒、千葉県花見川区付近から佐倉市 四街道市境界周辺。何か情報がありましたら、お知らせください。解析の詳細は、以下のSonotaco流星ネットワーク掲示板https://t.co/0mV4k4l554 pic.twitter.com/33e0ZuEhx3
— Abe S. 阿部新助 (@AvellSky) July 3, 2020
この情報もあくまでも阿部新助さんの推定したもので、大きな誤差がある可能性があるとのこと。
でもひとつのヒントである可能性も大きいですよね。
まさに執念!
実籾駅周辺のマンションか?
この阿部新助さんの推定した地図を参考すると、京成本線の「実籾駅」周辺の可能性が高いのではと予測できます。
- 実籾駅周辺のマンション
- 中庭(専門庭)がある
そこでこれらの条件に絞ってマンションを調査してみたところ、1件のマンションに絞ることができました。
それが「ユトリシア四番街」というマンション。
ただこれも「実籾駅周辺」&「専門庭がある」という条件で検索した結果なので、まだまだ検証の余地ばかりです。
そもそも「中庭」という条件で検索できるものがなく「専門庭」で条件検索したため、「中庭」と「専門庭の認識が違っていたらまた検索し直しです……汗
ちなみに隕石って聞くと、何か神秘的でワクワクしてきます。
TVや映画などでは見たことがありますが、実際に隕石が近所に落ちてきたらビックリしますよね。
そしていまでは隕石が手に入る時代なんです。
こちらもビックリだったのですがAmazonで隕石が売っていました!!
関東上空で目撃された火球は「習志野隕石」と命名
2020年7月2日の午前2時半すぎ、流れ星のような強い光を放った火球が、関東の広範囲で多数目撃されたとのニュース。
まだ記憶に新しいですよね。
関東上空で火球が目撃されたニュース
2日未明、小惑星のかけらなどが地球に落下して強く光る「火球」が、関東の上空など広い範囲で目撃されましたが、その後の解析で、隕石となって千葉市の北西部などに落下した可能性があることが分かりました。https://t.co/nhYCua0sNb
— NHK科学文化部 (@nhk_kabun) July 3, 2020
あの映像のインパクトがスゴすぎて、記憶に残っている方も多くいるのではないでしょうか。
実はあの映像を撮影したのは、星景写真家のKAGAYAさん。
「KAGAYASTUDIO」というホームページや、YouTubeチャンネルでその映像を公開しています。
KAGAYASTUDIOとは?
これを撮影していた「KAGAYASTUDIO」さんのYouTubeは、星座や花火・オーロラなどの夜景を専門に撮影しているチャンネルです。
そして撮影したKAGAYAさんがコチラ!
動画の本数は39本(2020年7月現在)と、それほど多くないものの、11年前の2009年からYouTubeを投稿されており、かなりベテランのYouTuberといってもいいかもしれませんね。
習志野隕石に対する世間のコメントは?
KAGAYAさんも阿部新助さんもさっそくツイートされています。
隕石の名前は「習志野隕石」になりそうです。
隕石火球の実写映像と軌道CGをYoutubeにアップしていますhttps://t.co/HJs703Ukot https://t.co/cv6gDbzoCU— KAGAYA (@KAGAYA_11949) July 13, 2020
「習志野隕石(仮称)」を国立科学博物館が認定。隕石分類は今後発表されるが、外観から普通球粒隕石(コンドライト)の一種と思われる(LLタイプっぽい)。2 つの破片はきれいに合わさる部分があり、1 つの隕石が割れたものと考えられる。 https://t.co/OgQHDkBkIF
— Abe S. 阿部新助 (@AvellSky) July 13, 2020
『火球は隕石だった!』
10日ほど前にニュースでやっていた「火球」は隕石だったんですね!
マンションの共有廊下と中庭に落ちていたとか。
人に当たっていたら確実に大怪我。
当たり処によっては死んでますね。
恐ろしいですね💦お鍋を被って寝ようかな🤗https://t.co/FiNy3k5JL5 @Sankei_news
— お父ちゃん@ふたごと双子の4姉妹‼︎ (@otocyan_futago2) July 13, 2020
習志野隕石(仮)の名前が認知されるようになったら、ゆるキャラ界隈でも屈指の異様さを誇る習志野市のキャラ "きらっと君" の出番も増えるかもしれない。 pic.twitter.com/Kve4U8PrWz
— 魔獣 (@MAJU_kgky) July 13, 2020
先日大火球の天体ショーを見せた隕石は習志野市のマンションに落下しているのが見つかり,割れた2つの破片とも回収。γ線分析から最近のものと確定。国際隕石学会に「習志野隕石」として登録申請予定。マンションの人うらやましい!https://t.co/daFNZYjPRS
— こなみひでお (@konamih) July 13, 2020
このニュースがきっかけで、習志野市周辺の自治体の活性化に繋がるといいですね!
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
結局、「習志野隕石」が落ちたマンションを特定することはできませんでしたが、こうしてひとつのことに執念をもって追求している方がいることがわかってココロのそこから感心しました。
私は足元にも及びませんが、このニュースに触れられたのも何かの縁だと思って、このマンションの特定の調査を続けたいと思います。
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